1月下旬に降った大雪。
京都北部は日本海側の気候ですので冬の間に数回は積雪があるのですが、
やはり積もりました。
これまで比較的穏やかな冬で経過していた分、寒波や雪の重みが堪えます。
茶園も枝折れや樹形の歪み、光合成の不足や病気の誘発など、
積雪によって良いことはほぼありませんが、お茶の樹は雪の下で耐えています。
秋のうちに整備しておいた排水溝が機能していて、
雪解け水はよく流れていました。
後半は重たい雪に変わったので、特に幼木園の枝折れが心配です。
茶棚や幕など、構築物に大きな被害は無さそうなのでひと安心ですが、
積雪が解けるまでの期間、春先の作業はジワリジワリと遅れていきます。
冬の間、生気を失い枯れたようになっていた雑草は、
徐々に青みを取り戻し生育しつつあり、春が近いことを教えてくれます。
お茶の樹も雪の下で着実に準備をしていることでしょう。
期待と不安。
期待している分、迫りくる春に戦々恐々でもあります。
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