秋整枝。
毎年秋10月に避けて通れない、
来年の一番茶に向けての大切な作業です。
茶園ごとに一番茶の収穫時期や茶種を想定しながら
整枝により芽数をコントロールし、
冬を越すための茶園のかたちが決まります。
この時点でどのような茶園が出来ているかで、
来年の一番茶はどうなるか、
ある程度想像が出来てきます。
天候に助けられ枝葉は充実したと思いますが、
もち病・網もち病の発生が多く、スッキリしません。。。
冬〜春にかけても病害の状況を注視しながら、
悶々と過ごすことになりそうです。
毎年思いますが、一番茶終了〜秋整枝までが勝負!
今年の反省点は次回以降に活かしたいところです。
写真は来年に春整枝にする予定の茶園。
乗用型摘採機で刈りました。
春整枝をすることにより、生育状況にズレが出来て、
収穫適期をある程度ずらしたり、
霜害などのリスク分散につながります。
当地は冬に積雪が見込まれるので、
春整枝予定茶園でも秋のうちに秋整枝より高い位置で刈り揃えておき、
積雪による枝葉の折れ・乱れを防ぎます。
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